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TCGにおけるイカサマ行為について

TCGの大型大会が開かれるたびにTL上に

「イカサマがあった」

という話を目にするので、TCGで起こりうるイカサマを少し考えてみました
イカサマについて考える上で、私の好きなゲームである「麻雀」、手品についてもほんのり触れます



『イカサマ』と一口に言ってもまぁ色々あるわけで…
TCGでよく見聞きするイカサマの代表は『ダブルドロー』『積み込み』『すり替え』『マークド』4のつですね
まぁ基本的にほとんどのイカサマはこの4つにカテゴライズされるとも言えると思います

では以下解説と考察



●『ダブルドロー』
大概のTCGでは毎ターンドローできる枚数は1枚ですが、この時に2枚ドローするという単純明快なイカサマです。簡単そうですしねw
このイカサマはトランプを使った手品(以下カードマジック)で言うところの『ダブルリフト』の応用だと考えられます。複数枚を1枚に見せるテクニックです。
2枚のカードをぴったり重ねてドローするわけですが、実際やってみると

1、カードが1枚になるように見せなければならない
2、動作を速くしなければならない

という点が障害となり、結構難しかったりします。(そもそも手札が本来の枚数よりも多くなるというのも障害ですが…)
でもまぁずっとカード触ってれば案外できるようになります(笑)
裸のカードよりもスリーブ付き、特に多重スリーブの方が実はやりやすかったりします。
私自身長いことTCGに関わっていることもあり、『山札からちょうど5枚取る』という動作程度なら1アクションでできますし…(練習したってのもありますが…)

対策はと言われると、「相手のリソースをよく確認しておく」くらいしかないですかね…残念ながら
最近は所謂『シャカパチ』をする方が多いので、その音を聞いて置けばいちいち手札の枚数を相手に尋ねることなく確認できるでしょう。
といってもこの対策を対策しているような相手には完全にお手上げですが…


●『積み込み』
おそらく麻雀イカサマ用語からの流用ですが、文字通り『あらかじめ必要なカードをまとめておく。または初手に入るように調整する』ことを指します
最近はショップでの小さな大会でも『お互いにカット&シャッフル』的なものが慣例となっているため、単純な積み込みは発生しませんが、ある特定の順番に並べておくことで、ある程度のカット、シャッフルでの事故を最小限にできる積み込みもあるようです。

実際、私が中学3年のころだったかにDMの「あるコンボ」をコンセプトに積み込みを開発しましたしw
『ブレーク(デッキに空間を作る動作)』『フォールス・カット(よくシャッフルしているように見えて、特定領域又は全部を完全に固定するカットテクニック)』の2つのテクニックを使うだけで、「初手の5枚」「シールド5枚」「開始5tのドロー」を任意に決めることができます。

まぁ流石にここまでのことは現在ではありえませんが、以前ポケモンカードの全国大会予選の大阪大会で『マークド』を絡めた積み込み(マークドについては後述)がありましたし、積み込み自体は生きているようです。

対策はしっかりと「カット&シャッフルをする」ことに尽きます。
対戦型のゲームではお互いの信用の上で成り立っていますので、自分が「相手は積み込んでいない」と信用できる程度には何かしましょう。
具体的には執拗なまでのカットでしょうかね。
40枚デッキのカードゲームであれば枚数確認も含めて4切、5切、8切、10切と様々ですが、『それを考慮しての積み込み』も十分考えられるため、20切、40切を推奨します(笑)。オーバーですがこれくらいすれば積み込みも無効化できるでしょう。ただ注意したいのは、○○切をする際に、反りのあるカードを固める『ホイル固め』は流石にそれをやった側のイカサマ判定になりかねないので、完全に無作為に40枚の束に戻しましょう。

そして、もう一つ大切なことですが、デッキをお互いに交換し「カット&シャッフル」を行い、対戦相手にデッキを返したあとに、対戦相手が再びカードの並びを変えた場合は、再度「カット&シャッフル」を行いましょう。交換後にそんなことされたら、交換した意味が全くありません。


●『すり替え』
手札、捨札、山札などの領域にあるカードを別の領域のカードと交換するイカサマのことです。
DMとかだと、マナゾーンのカードと手札のカードをすり替えるのが一番有名どころでしょうか。

カードマジックで言うところの『チェンジ』にあたるイカサマですが、これの厄介なところは単純な上に、応用が恐ろしいほど利くところです。『グライド』というテクニックと合わせるとホントにもう厄介です。

上に挙げた「手札とマナ」は当然のことですが、サーチカードがあるときの「山札と手札」、DMだと「シールドと手札」のように、すり替えられる領域に制限はありませんし、このイカサマの前後ではそれぞれの領域のカード枚数に変化がないことが見つけにくいことに繋がっています。
手札とシールドのすり替えは、好きな時に必要なトリガーを仕込めますし(好きな時にエメラルできると思えば超強いですね)、サーチ時に山札からすり替えられれば、ミラミスが最強になりますしねw

対策は、やはり「よく見ること」
それと、もう一つ大切な事は『手札以外の領域に触れる際は、必ず手札を「枚数がわかるように」脇の方においてもらうこと』ですかね。これで結構対策、というより牽制できます。
「私はあなたをよく観察してますよ」
とアピールすることは、他のイカサマへの対策としても十分有効です。
少々やりすぎ感もありますが、「プレイ時のマナー」として当たり前のことだと思います。

ちなみに、『ダブルドロー』『すり替え』を複合させて、「必要なカードを手札に入れられる確率を上げつつ、いらないカードをデッキに戻して処理する」という芸当もありますので、それも注意したいですね。
「2ドローの後デッキを整えたり、墓地確認動作に合わせていらないカードを1枚処理」とするだけで、手札枚数が一時的に増えるとはいえ、最終的には本来の枚数の戻るので、これも『すり替え』の性質の悪さを理解できるでしょう。


●『マークド』
カードのどこかに自分しかわからないような何らかの印をつけて、表面の内容などを把握するイカサマです。
初心者向けのカードマジック用トランプの中にも、裏面のデザインに「知らないとわからない程度」の模様の違いを付けて、スートを数字を把握できるようにしたものがあります。つまりカードマジックではごくごく一般的なテクニックですね。

TCGではカードをスリーブに入れている方が大半だと思われますが、「幾何学模様のスリーブ」「反射率の高いスリープ」は裏面そのものに印を付けやすいです。
幾何学模様だと、細かく見ないと分からないような違いを付けやすいですし、反射率が高ければ、わずかな傷のつき方の違いでカードの種類を把握することができるからです。

裏面に印をつけるもの以外では、カードのサイドにわずかな切れ込み(凹み)を入れるというものもあります。
この方法はカードの内容そのものというよりも、カードの種類や、マナ数などの把握ができます。裏面を注視せずに指先の感覚だけで把握できるため、不審な動きが最小限に抑えられます。

あと、上で書いたポケモンカードでのイカサマはおそらくこの『マークド』と『積み込み』を利用していると考えられます
実際の内容については適当にネットで検索してください。

ではその手法について私の見解ですが、方法はやはりシンプル。
スリーブの端をカッターなどで削って、積み込みの目印となるカードを他のカードに比べて小さくします。そうすることで、カット時に自分が積み込んだ箇所が指先の感覚だけでわかるというものです。
カードマジックではジョーカーなどの端を切っておいて目印に使ったりします。
このイカサマ自体は、先ほどの書いた「交換カット後に本人に再度カットさせない」ことで防ぐことができます。というより、なぜ皆さんはこれをしなかったのか不思議でなりません。

『カードの端を切る』ってのは別のイカサマにも使えて、例えば『全カードのスリーブの端を同じように切って台形にしておく』と、デッキのキーパーツとなるカードの上下の向きを変えるだけで、デッキのどの位置にそのカードがあるか一発で把握でき、両サイドから指をひっかけるように引けばデッキの中腹からそのカードをぶっこぬくことができます。


ちなみに、この『マークド』と、上で挙げた『グライド(カードを少しずらして本来のものとは別のカードを手にするテクニック)』や、『すり替え』を複合させることで、積み込み無し且つ表面を見ることなく必要なカードを手にすることができます。

ここまで来ると、最早対策方法もなくなってきます…残念ですが…
私の知識では対策方法を考えることができませんでした



では追記に総括

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『イカサマ』という行為に関して総じて言えることは、『相手をよく見ること』これにつきます。
ジャッジや見物している人が周りにいない試合ではなおさらです。
そのため、一定時間相手から目を逸らすような行為は最小限にすべきです。

次の一手を考えるために、手札や捨札、マナゾーンなどの確認で、自分のカードを見続ける時間は確かに必要ですが、「本当にイカサマを防ぎたい」のであれば、それらはすべて脳内完結すべきです
デッキを組んでいる以上、テキストなんて覚えているはずです。自分のターンになって、ドローして、ようやく手を考えていては相手にイカサマをする時間を与えているようなものです

麻雀の話になりますが、麻雀は非公式なものではジャッジなんて当然いませんし、対戦者はいつでも両手を使えます。さらに死角やイカサマをしやすい動作が連続して発生します。
そんな中でイカサマを防ぐためには、自分の視点が下がる「ツモ」のタイミングをいかに短くするかが大切になります。そのために指で牌をなぞって牌を把握する『盲牌』というテクニックが考案されました。

つまり何が言いたいかというと、自分の視点を自分の目の前(自分の手札、場札)にばかり落としていると、そのタイミングは相手にとっての絶好の『イカサマ時』になります。
自分が次にやりたいことで頭をいっぱいにして、手札や場札を見つめながら手札をシャカパチするというのは、相手に「イカサマしてもいいよ」と言っているようなものです。
TCGでは曖昧なタイミングが多数存在します。その中でちゃんと相手を監視し、不審な点があれば手をつかむくらいまでの制止ができるかどうかで、イカサマが起きるか起きないかが分かれます。

「何かあれば完全に動きを停止してもらい、相手を見続けながらジャッジを呼ぶ」

難しいことではありません。対戦している以上、対戦相手から目を背けたら負けです。
これができていないのに、イカサマされただの何だの言わないようにしましょう。↑に書いた『最低限のこと』ができていて、初めてそういうことが言えますし、できていれば負けませんのでそもそも言う必要がありません。
イカサマをされたくなければ今すぐにでも気を付けてください。

また、「何もしていないのにジャッジを呼ばれる」ことを防ぐ為にも、対戦時の動作には十分気を付けましょう。

・ドローは正しい枚数であることの確認
・カード領域移動の際の枚数や種類、位置の確認
・手札枚数の確認
は、すり替えや不正ドローをしていないことのアピールですし、

・不必要なシャカパチをしない
・自分のターンではない時は、手札を含めて極力カードに触れず、両手を広げてテーブルに置く

というのも不正行為をしていないアピールをしつつ、自分の隙をなくすことができます



今回の記事ではいくつかイカサマを紹介しましたが、この記事は「イカサマ行為を助長する為」に書いたものでは決してありません。
確かに、見破ることが困難なイカサマも紹介してしまいましたが、それを含めて今以上にTCGプレイヤーのみなさん自身が注意しなければイカサマは防ぐことができません。
お互いフェアな対戦をするためにも、プレイヤーのみなさん一人一人が先に述べた「イカサマだと疑われないプレイ」を心がければイカサマの発生も減少していくことでしょう。

ただ残念ながらこちらがどんなことをしていても、イカサマをする輩はいます。
ですが、毅然とした態度を取り、適切な対応をすることでその数も減らすことができるはずです。

本音を言えばCSなどの大会を開くにあたって、運営側は

イカサマをしたプレイヤーの

・HN
・顔写真
・現場証拠写真
・「イカサマしました」的な本人署名
・具体的なイカサマ内容

をネット公開するくらいでちょうどいいと思いますw
まぁいわゆる「晒し」ですが、ルールを破った人間に権利などありません。
顔写真は行き過ぎかもですが、他は絶対に必要なことだと思います。というか、大会後に参加者全員の前で謝罪させないとダメです。
(参加者全員の参加費を返還し、カードを売らせてでもその分をイカサマした本人に払わせるとか…)


色々書きましたが私が思うのは、大会に参加している本人だけでなく、運営すらイカサマについて意識が低すぎるということです。
何度も言いますが、イカサマされたくなければ自分の意識を変えましょう。

「イカサマする人間とかマジkswwww」

と、言っていてもイカサマされて負けるのはあなたです。
そういうことは現場を捕らえてから言いましょう。




以上、超長文&駄文失礼しました
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
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玄人気取りの糞野郎へ ―イカサマをするということ―

TCGの中でも闇の領域ともいえる、「イカサマ」と「それを行うプレイヤー」について。

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No title

初めまして。hatterと申します。
すごくいい記事だと思いました。
そこで、自分のブログで対イカサマに関する記事を書いた際に、こちらの記事に文中でリンクを張らせていただきました。

玄人気取りの糞野郎へ ―イカサマをするということ―
http://blog.goo.ne.jp/hatter99/preview&t=1356657614194

もし、なにか問題があるようであれば、お手数ですがメールかブログへのコメントでお知らせください。
失礼しました。

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気が付いたらプログラミングしたり、2次関数を平方完成したり、11元1次方程式とか解いてた。
●TCG
DMメイン。この前自作カードゲーム作ったよ。結構遊べます。

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